特集 動脈硬化進行予防のための肥満・脂質異常診療戦略
動脈硬化予防のための肥満・脂質異常の治療 食事療法
藤岡 由夫
1
1神戸学院大学 栄養学部臨床栄養学部門
キーワード:
Cholesterol
,
LDL Cholesterol
,
Triglycerides
,
エネルギー摂取量
,
脂質異常症
,
脂質代謝
,
脂肪酸
,
オメガ3脂肪酸
,
食事療法
,
栄養指導
,
カロリー制限
,
オメガ6脂肪酸
,
トランス脂肪酸
,
肥満症
Keyword:
Diet Therapy
,
Fatty Acids, Omega-3
,
Obesity, Morbid
,
Cholesterol
,
Energy Intake
,
Cholesterol, LDL
,
Fatty Acids
,
Triglycerides
,
Fatty Acids, Omega-6
,
Caloric Restriction
,
Dyslipidemias
,
Lipid Metabolism
,
Trans Fatty Acids
pp.1341-1345
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021018149
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<Headline>1 血清コレステロール調整は複合的になされ、肝臓の合成だけで制御されているわけでない。個人差が大きいものの、食事は血清コレステロールに影響を及ぼす。2 脂質酸や中性脂肪は、食事由来だけでなく体内で糖質からも合成される。3 脂質異常症の食事療法では、まず総エネルギー摂取量の制限が前提になり、それから脂質量および各種脂肪酸の割合を考える。4 総エネルギー摂取量は、現体重に基づき、フレイル、ADL低下、併発症、体組成、身長の短縮、摂取状況や代謝状態の評価を踏まえて適宜判断する。
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