悪性リンパ腫診療update in 2008 最新のエビデンスに基づく診断と治療
悪性リンパ腫を捉える 正確な診断に必要な方法論 予後予測因子とは 適切な臨床決断のために
寺田 芳樹
1
,
日野 雅之
1大阪市立大学 大学院医学研究科血液腫瘍制御学
キーワード:
Hodgkin病
,
抗腫瘍剤
,
臨床試験
,
リンパ腫
,
リンパ腫-濾胞性
,
リンパ腫-非Hodgkin
,
多施設共同研究
,
リンパ腫-マントル細胞
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Clinical Trials as Topic
,
Hodgkin Disease
,
Lymphoma, Non-Hodgkin
,
Lymphoma, Follicular
,
Lymphoma
,
Multicenter Studies as Topic
,
Lymphoma, Mantle-Cell
pp.267-270
発行日 2008年8月1日
Published Date 2008/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2008287678
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近年、Hodgkinリンパ腫の予後予測因子としてInternational Prognostic Score(IPS)、中高悪性度非Hodgkinリンパ腫の予後予測因子としてInternational Prognostic Index(IPI)など、さまざまな病型特異的な予後因子が検討・開発されてきている。悪性リンパ腫の治療戦略として、予後因子を用いて層別化治療が行われることにより治療成績の向上が望まれる。治療予後因子と生物学的予後因子を組み合わせた、新たな予後予測モデルの開発が望まれる。
©Nankodo Co., Ltd., 2008