インフルエンザ診療の新展開 パンデミックを視野に入れた戦略
予防と対策 ワクチンとインフェクションコントロール インフルエンザの感染経路
加地 正英
1
1久留米大学医学部附属医療センター リウマチ・膠原病センター
キーワード:
インフルエンザ-ヒト
,
インフルエンザワクチン
,
感染症予防
,
感染症伝播
Keyword:
Communicable Disease Control
,
Influenza, Human
,
Influenza Vaccines
,
Disease Transmission, Infectious
pp.839-842
発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2007076264
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インフルエンザの感染様式には、患者の咳やくしゃみにより直接気道に感染する飛沫感染と、小さい粒子が空中に浮遊し、それを吸入することにより感染する飛沫核感染がある。インフルエンザは冬季に流行するが、相対湿度の低下や気温環境が要因の一つである。しかし高湿度においても、インフルエンザの感染が広がる可能性がある。インフルエンザの感染防止を行うには、感染様式や感染環境に配慮して行う必要がある。
©Nankodo Co., Ltd., 2006