発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006186471
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
近年食生活の欧米化に伴いアテローム血栓性脳梗塞の増加傾向がみられる.発症3時間以内の症例にt-PAの静脈注射が可能になったが,適応基準,神経所見のとり方,画像診断,治療法,治療後のモニターに精通する必要がある.発症後24時間以内にはedaravone,48時間以内にはargatroban,aspirin,5日以内にはsodium ozagrelの適応がある.再発予防には,抗血小板療法の適応があり,aspirin,ticlopidine,clopidogrel,cilostazolが推奨される
©Nankodo Co., Ltd., 2006