発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006184108
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SLE診断のための絶対的指標はない.紅斑,関節痛等のSLE診断基準に相応する所見があるときは抗核抗体,抗DNA抗体等のチェックを行い,SLE診断基準を参考に確定する.治療方針の決定には,SLE活動性,重症度診断が必要である.加えて合併症等の総合的な把握を行う.治療はステロイド薬を中心とした免疫抑制療法に加えて,腎症,血管炎等が存在する場合には抗凝固療法,さらに合併症や薬剤副作用対策にも留意する.活動期には安静に加え,強力な免疫抑制を,非活動期には外来治療にて弱い免疫抑制療法が基本とされる
©Nankodo Co., Ltd., 2006