発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006184111
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筋痛,筋酵素CK上昇を示す病態の大部分は,筋炎ではないが,対称性の近位筋脱力をみれば,筋炎というまれな疾患の可能性がある.多発性筋炎・皮膚筋炎の筋症状は,ふつう緊急治療を要しないので,慎重に鑑別に努めるが,低頻度に誤嚥,窒息,換気不全の危険がある.多発性筋炎・皮膚筋炎の重大な合併症は,間質性肺炎と癌の共存である
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