発行日 2005年12月1日
Published Date 2005/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006078097
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動脈硬化性疾患の危険因子として脂質代謝異常のウエイトは大きく,その調節機構としてperoxisome proliferator-activated receptors(PPARs)やliver X receptor(LXR)などの核内受容体は脂質代謝に関連する酵素や蛋白の発現調節に重要な役割を担っている.これら脂質代謝関連の調節因子を治療ターゲットとした研究が進められつつある.抗高脂血症薬による脂質降下療法の大規模介入試験の結果から,冠動脈疾患リスク軽減には,LDL-cholesterolの強力な低下療法が有効であることが実証された
©Nankodo Co., Ltd., 2005