発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006012488
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肺炎ガイドライン作成の目的は,肺炎の治療成績を向上させ,国民の健康増進に役立つことである.国民の健康に直接,かつ,多く関わっているのは診療所や一般病院の医師であると考えられる.ガイドラインはその医師に受け入れられ,使用される肺炎診療の目安を示すことである.目安あるいはそれ以上の診療の実行により,治療成績の向上を期待する.ガイドラインが目指す医療とは,すべての国民が,いつでも,どこでも享受できる一定水準(目安)以上の肺炎の治療である.それは平均的には現在行われている肺炎の診療より高いレベルのものであるが,決して専門的なものではない
©Nankodo Co., Ltd., 2005