発行日 2005年9月1日
Published Date 2005/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005267006
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ERでの胸部単純X線写真は救急患者の生理学的ならびに解剖学的評価に不可欠の検査である.救急患者では理想的な体位,撮影条件で撮影が困難な場合も多く,過小評価,過大評価に注意する.あくまで補助診断法である.臥位ポータブル胸部X線写真の修飾因子を理解する.急性の呼吸困難,胸痛例では胸部X線写真の臨床的役割はきわめて大きい.肺水腫,過膨張肺,肺塞栓症,急性大動脈解離,特発性食道破裂例の胸部X線写真を提示した
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