発行日 2005年9月1日
Published Date 2005/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005267007
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心臓突然死に対して,意識と呼吸がなければすぐさま「迅速な119番通報」をし,救急車またはAEDが到着するまで心肺蘇生法を行うことがもっとも有効な救命手段である.2004年7月より,日本においても一般市民が心臓突然死に対してAEDを使用することができるようになった.しかしながら,意識がなければ命が危ないと即座に判断できる「命の教育」を受けていない日本人にとってAEDの使用はむずかしい.今後のAEDを用いたパブリックアクセス除細動の普及は「お互いの命を守る社会づくり」の根幹をなす啓発活動である
©Nankodo Co., Ltd., 2005