発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005108057
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DMARDs(疾患修飾性抗リウマチ薬)は,RA治療における中心的薬剤であり,関節炎症,破壊を遅延しうる薬剤として診断早期からの投与が推奨されている.DMARDsの投与においてはRAの活動性,年齢,合併症を考慮したうえで最適な薬剤を選択する.活動性の高いRAに対しては早期よりMTXの少量間欠投与を考慮する.DMARDs投与開始後はRA活動性,関節X線所見の変化を定期的に観察し,無効の場合はDMARDsの変更,さらにはTNF-α阻害療法などの生物学的製剤の適応について迅速な対応が必要である
©Nankodo Co., Ltd., 2005