発行日 2001年11月1日
Published Date 2001/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2002065302
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82歳女.高齢発症のI型糖尿病で発症はケトアシドーシスではなかったが,家族歴がなく,発症時U-CPRが20μg/day以下で,発症4ヵ月後にはインスリン治療を必要とし,グルカゴン負荷試験での反応もないことから,急性発症型の1型糖尿病と考えられた.経過が急激であり,ICA陰性であることから,急性発症型であったと考えられた.GAD抗体価,血中CPR値はいずれも低値であり,DR9を有していた.DR4は陰性で,HLA A24,DR9ともに有していた
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