発行日 2001年7月1日
Published Date 2001/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2001261504
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53歳男.急性腎不全,覚醒剤中毒により入院した.代謝性アシドーシス,軽度貧血,血小板減少,白血球増多,CRP高値を認め,総蛋白,アルブミンの低下,GOT,LDH,CPKの筋原性酵素異常高値,肝機能,腎機能障害を認めた.急性覚醒剤中毒に伴う横紋筋融解症,急性腎不全と診断した.HDをを施行し,同時にfurosemide,ドパミンを持続投与した.第2病日から利尿を認め,BUN,CRNは徐々に低下し,第4病日以降HDから離脱した.第17病日,全身状態が良好となった為転院した
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