経験と考察
変形性膝関節症におけるbone marrow lesion
兼子 秀人
1
,
村上 元庸
1村上整形外科クリニック
キーワード:
骨髄
,
MRI
,
脛側半月
,
年齢因子
,
変形性膝関節症
Keyword:
Age Factors
,
Bone Marrow
,
Menisci, Tibial
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Osteoarthritis, Knee
pp.1239-1243
発行日 2016年11月1日
Published Date 2016/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2017060206
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変形性膝関節症(膝OA)に伴ったbone marrow lesion(BML)について検討した。対象は134例138膝で、BMLは65例68膝(49.3%)に認めた。BMLの有無による比較では、BMLあり群で有意に年齢が高く、半月板の内方偏位が大きかった。また、BMLはKellgren-Lawrence分類のgrade 3で64%、grade 4で76%と多く認めた。
©Nankodo Co., Ltd., 2016