発行日 2015年10月1日
Published Date 2015/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2016081664
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過去6年間に腰痛を主訴にMRIを施行した18歳以下の患者553例を対象に、成長期腰椎疲労骨折の危険因子に関する検討を行った。診断の結果、腰椎疲労骨折あり群は155例で、全体の28%を占めた。ロジスティック回帰分析では、成長期腰痛における疲労骨折の危険因子として、男性、スポーツ活動(特にサッカー、陸上、野球)のあること、安静時痛がないこと、発症から初診までの期間が長いことが明らかとなった。
©Nankodo Co., Ltd., 2015