臨床室
前方進入法を用いて行ったdual mobility人工股関節全置換術の1例
古賀 有希久
1
,
馬場 智規
,
本間 康弘
,
小林 英生
,
湯浅 崇仁
,
金子 和夫
1順天堂大学 整形外科
キーワード:
X線診断
,
股関節
,
関節痛
,
股関節置換術
,
ソケット(人工器官と補綴物)
Keyword:
Hip Joint
,
Radiography
,
Arthroplasty, Replacement, Hip
,
Arthralgia
pp.42-45
発行日 2014年1月1日
Published Date 2014/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2014169994
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症例は66歳女性で、両側股関節痛を主訴に受診した。初診時所見より両側大腿骨頭壊死の診断で保存的治療を行ったが、疼痛が増強し、左股関節痛が著明となったため、前方進入法にてdual mobility人工股関節全置換術を施行した。術後3ヵ月の時点で脱臼などの合併症は認めず、短期成績は良好であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2014