発行日 2008年11月1日
Published Date 2008/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2009037674
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有痛性中足骨骨頭部遺残変形3例(全例女性、平均年齢25.3歳)に対し観血的治療を行い、その治療成績について検討した。原疾患はFreiberg病2例、外傷(中足骨骨頭部骨折)1例であった。手術は骨軟骨柱移植術を2例、dorsiflexion osteotomyを1例に行い、経過観察期間は平均11ヵ月であった。その結果、全例で骨癒合が得られ、MTP関節の背屈/底屈が術前平均6.7°/8.3°から術後平均43.3°/18.3°に改善した。また、JSSFスケールは術前平均62.7点から術後平均87.3点へ改善した。
©Nankodo Co., Ltd., 2008