発行日 2008年3月1日
Published Date 2008/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2008149273
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
足底筋膜炎症例48例を、靴中敷型内側縦アーチサポートを装着する24例(男8例、女16例、平均年齢45.1歳:靴中敷型群)と足関節吊り下げ型内側および外側縦アーチサポートを装着する24例(男5例、女19例、平均年齢52.0歳:吊り下げ型群)にくじ引きで分け、4週間治療前後での足部機能指数の改善点数を比較した。吊り下げ型の足部機能指数は-23.6点改善し、靴中敷型の-7.7点改善と比較して有意に優れていた。また、吊り下げ型群では改善点数と年齢に有意な正の相関性を認め、年齢が若いほど改善点数が高かった。吊り下げ型アーチサポートは従来の靴中敷型アーチサポートに比べ、足底筋膜炎に対して有意に優れた効果を認めた。
©Nankodo Co., Ltd., 2008