発行日 2004年8月1日
Published Date 2004/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2005037770
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腸骨に発生した嚢腫状病変10例について,変形性股関節症(OA)による二次性骨嚢腫との鑑別診断を中心に画像所見と治療法について検討した.腸骨嚢腫状病変はOAと単発性骨嚢腫(SBC)の治療法が異なることから,画像による鑑別が重要であった.股関節臼蓋荷重面に病変が近接し,股関節症状のあるSBC例では掻爬,骨移植を含めた積極的な外科的治療を考慮すべきであると考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2004