発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004261961
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17歳女子.バスケットボール中に右手関節掌尺側部の疼痛が出現し,豆状骨部にステロイド局所注射を受けたが効果は一時的であった.理学療法,装具療法を試みたが効果がなかった.単純X線で豆状骨の掌側表層部に複数の骨透亮像を認めたが,豆状骨三角骨関節に関節症変化はみられなかった.画像所見より,FCU付着部炎と診断し,保存的治療に抵抗し,早期復帰を希望したため,豆状骨摘出術を施行した
©Nankodo Co., Ltd., 2004