特集 骨格筋の画像診断
超音波による骨格筋の評価
松井 智裕
1
,
熊井 司
1済生会奈良病院 整形外科
キーワード:
異所性化骨
,
筋疾患
,
腱障害
,
腱損傷
,
超音波診断
,
石灰沈着症
,
関節脱臼
,
骨格筋
,
アキレス腱断裂
Keyword:
Calcinosis
,
Joint Dislocations
,
Muscular Diseases
,
Ossification, Heterotopic
,
Tendon Injuries
,
Ultrasonography
,
Muscle, Skeletal
,
Tendinopathy
pp.508-517
発行日 2017年5月26日
Published Date 2017/5/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2017236111
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長らく骨格筋の画像診断はMRIにより行われてきたが,その煩雑さや医療経済的な問題から,画像検査なしに問診や理学所見のみで診断がなされることも少なくはなかった。しかし,昨今の超音波機器の改良により,診察室で容易にそれらの骨格筋の病態を評価できるようになり,超音波は骨格筋の画像診断における第一選択となってきている。本稿では,骨格筋の画像評価における基本について解説する。
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