発行日 2002年8月1日
Published Date 2002/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003025911
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34歳男.ゴルフ歴10年である.主訴はゴルフスイング時の左手背部痛で2年前より出現した.ゴルフスイング動作のうち,バックスイングのトップの位置で疼痛を生じた.単純X線で第2CM関節背側の関節面は関節裂隙の狭小化,硬化像,骨棘を認め,変形性関節症と診断した.手術は骨棘を切除と変性した軟骨面を削り,CM関節に8×8×8mmの空洞を作製した.そこへβ-リン酸三カルシウムを充填し,その上からプレートで固定した.術後1年でゴルフに復帰している
©Nankodo Co., Ltd., 2002