発行日 2002年1月1日
Published Date 2002/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002128686
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37歳女.扉に誤って右環指基部を挟み疼痛が出現したが,徐々に軽快したため放置した.約1ヵ月後,受傷部位に拍動性の腫瘤を認め受診した.動静脈奇形(AVM)を疑った.血管造影で確定診断後,罹患指の温存を希望し受診した.手術では罹患指の温存を前提とし,増殖血管の可及的切除を行った.術後経過は良好で,早期に症状は消失した
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