医療ビッグデータと外科 外科ビッグデータの活用各論
肝胆膵外科領域におけるDPCデータの活用
新川 寛二
1
,
康永 秀生
,
長谷川 潔
,
有田 淳一
,
赤松 延久
,
金子 順一
,
阪本 良弘
,
國土 典宏
1東京大学 肝胆膵外科・人工臓器移植外科
キーワード:
肝切除
,
肝臓疾患
,
消化器外科
,
膵臓疾患
,
膵頭十二指腸切除
,
胆道疾患
,
院内死亡率
,
診断群別包括支払い方式
Keyword:
Biliary Tract Diseases
,
Diagnosis-Related Groups
,
Hepatectomy
,
Liver Diseases
,
Pancreatic Diseases
,
Digestive System Surgical Procedures
,
Hospital Mortality
,
Pancreaticoduodenectomy
pp.500-502
発行日 2016年5月1日
Published Date 2016/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016229901
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日本では診断群分類(Diagnostic Procedure Combination:DPC)に基づくDPCデータベースが2003年に導入され,全国1,400以上の病院で採用されている.近年,DPCデータを用いた臨床研究が報告されるようになり,その特徴は多施設から収集された大規模データであることと,全国規模の統計解析が可能ということである.本稿ではDPCデータを用いて行われた肝切除術と膵頭十二指腸切除術の術後成績についての報告を紹介する.
©Nankodo Co., Ltd., 2016