各種デバイスを応用した私の手術-使用法と工夫
各種デバイスを応用した脾手術
瀬下 明良
1
,
亀岡 信悟
1東京女子医科大学 第二外科
キーワード:
外科用ステープラー
,
電気凝固
,
脾臓摘出術
,
腹腔鏡法
,
網
,
手術時体位
,
超音波外科
,
側臥位
Keyword:
Electrocoagulation
,
Omentum
,
Laparoscopy
,
Splenectomy
,
Surgical Staplers
,
Ultrasonic Surgical Procedures
pp.965-969
発行日 2013年9月1日
Published Date 2013/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013335166
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腹腔鏡下手術自体の普及に伴い各種のデバイスが改良,開発され,腹腔鏡下脾摘術も安全に行え,この数年間で倍増している.特に超音波凝固装置およびvessel sealing systemは,改善されたり新開発され,なくてはならないデバイスとなっている.また止血器具もその効果を高めている.しかし,出血と膵損傷は容易に生じるので腹腔鏡下脾摘出術の安全域は狭く,愛護的な操作に徹することがもっとも重要である.
©Nankodo Co., Ltd., 2013