手術助手にはこうしてほしい
肝胆膵領域 胆嚢摘出術
柴尾 和徳
1
,
日暮 愛一郎
,
山口 幸二
1産業医科大学 第一外科
キーワード:
ドレナージ
,
結紮
,
人工気腹
,
仰臥位
,
腹腔鏡下胆嚢摘出術
,
手術時体位
,
トロカール
Keyword:
Drainage
,
Ligation
,
Pneumoperitoneum, Artificial
,
Surgical Instruments
,
Supine Position
,
Cholecystectomy, Laparoscopic
pp.16-20
発行日 2012年1月1日
Published Date 2012/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012100117
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腹腔鏡下胆嚢摘出術(LC)は胆石症あるいは急性胆嚢炎に対する標準術式となっており、鏡視下手術における教育・研修システム確立のための基本術式でもある。LCにおける助手の役割は、第一助手による胆嚢底部挙上による術野の確保と術者との協調作業によるカウンタートラクション、カメラ助手による良視野の確保であり、これらがスムーズな手術を進行するうえで重要となる。本稿では、安全なLCについて助手のはたすべき役割を含め概説する。
©Nankodo Co., Ltd., 2012