手術vs非手術 最新のエビデンスから
消化器疾患 炎症性腸疾患
渡辺 和宏
1
,
小川 仁
,
柴田 近
,
三浦 康
,
内藤 剛
,
鹿郷 昌之
,
木内 誠
,
安藤 敏典
,
矢崎 伸樹
,
田中 直樹
,
羽根田 祥
,
佐々木 巌
1東北大学 生体調節外科学
キーワード:
Crohn病
,
Prednisolone
,
Sulfasalazine
,
人工肛門造設術
,
大腸炎-潰瘍性
,
経口投与
,
EBM
,
回腸嚢肛門吻合術
,
診療ガイドライン
,
Mesalazine
,
大腸切除
Keyword:
Administration, Oral
,
Crohn Disease
,
Colitis, Ulcerative
,
Prednisolone
,
Sulfasalazine
,
Practice Guidelines as Topic
,
Proctocolectomy, Restorative
,
Evidence-Based Medicine
,
Mesalamine
pp.1508-1514
発行日 2010年12月1日
Published Date 2010/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2011072400
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炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease:IBD)の治療は内科治療が原則であるが、絶対的手術適応の場合や、合併症などによって生活の質(QOL)が著しく低下する場合には外科治療が行われる。IBDの病態は複雑であり、治療には専門的な知識と経験を要することが多い。厚生労働省における「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班(渡辺班)」では、潰瘍性大腸炎とCrohn病に対する治療指針(案)が作成されており、臨床診療で大きな役割をはたしている。
©Nankodo Co., Ltd., 2010