炎症性腸疾患 最近の動向
潰瘍性大腸炎 大腸全摘回腸嚢肛門吻合術
羽根田 祥
1
,
小川 仁
,
三浦 康
,
安藤 敏典
,
矢崎 伸樹
,
唐澤 秀明
,
柴田 近
,
佐々木 巖
1東北大学 生体調節外科
キーワード:
回腸造瘻術
,
大腸炎-潰瘍性
,
腹腔鏡法
,
回腸嚢肛門吻合術
Keyword:
Colitis, Ulcerative
,
Ileostomy
,
Laparoscopy
,
Proctocolectomy, Restorative
pp.1529-1532
発行日 2009年12月1日
Published Date 2009/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010040850
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潰瘍性大腸炎に対する標準術式として大腸全摘回腸嚢肛門(管)吻合術が行われている。術後生活の質(QOL)は良好で肛門機能も温存されるが、症例によっては術後排便機能に差が認められるため、症例に応じた術式の慎重な選択が重要である。ここでは、用手補助化(HALS)に行う二期分割の大腸全摘回腸嚢肛門吻合術について述べる。
©Nankodo Co., Ltd., 2009