最新癌治療 エビデンスで示す治療効果とコスト
医療経済効果を考えた癌治療
山口 俊晴
1
,
比企 直樹
1癌研究会有明病院
キーワード:
医療経済学
,
医療費
,
腫瘍
,
保健医療制度改革
,
診断群別包括支払い方式
,
費用効果分析
,
費用節約
,
診療報酬
Keyword:
Diagnosis-Related Groups
,
Economics, Medical
,
Health Expenditures
,
Neoplasms
,
Health Care Reform
,
Cost Savings
pp.457-461
発行日 2009年5月1日
Published Date 2009/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2009185195
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医療費の抑制策が強行された結果、医療制度の崩壊が始まり、医療のコストの妥当性と、その経済効果を明らかにすることが求められるようになった。本稿ではわが国の診療報酬制度を概説するとともに、近年導入された診断群分類(DPC)による包括医療制度の影響、そして今後われわれが行うべきことについて考えるところを述べる。
©Nankodo Co., Ltd., 2009