外科医を取り巻く諸問題
医療関連死 医療関連死調査分析モデル事業から医療安全調査委員会の創設へ
高本 眞一
1
1東京大学 心臓外科・呼吸器外科
キーワード:
医事法制
,
医療過誤
,
外科学
,
厚生労働省
,
専門家委員会
,
異状死体
Keyword:
Legislation, Medical
,
Malpractice
,
Professional Staff Committees
,
General Surgery
pp.727-732
発行日 2008年7月1日
Published Date 2008/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008258163
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2005(平成17)年医療関連死の調査分析モデル事業が全国数ヶ所で発足し、一応の成果をあげ、それをもとにさらに全国的な制度化へと医療安全調査委員会の創設が2008(平成20)年4月に厚生労働省から第三次試案として提示されてきた。これは医師法21条の改定も含め、医療事故再発防止を図り、国民の中に医療への信頼を取り返す画期的な制度改革である。真に国民と医療者のための制度となるように医療者自身がこの事業を担っていかなければならない。
©Nankodo Co., Ltd., 2008