外科的侵襲に対する生体反応の最新情報
内分泌系の生体反応
神波 力也
1
,
宮田 剛
,
里見 進
1東北大学 大学院先進外科
キーワード:
Langerhans島
,
下垂体
,
交感神経系
,
視床下部
,
内分泌系
,
副腎
,
ホメオスタシス
,
外科的侵襲
,
生体反応
Keyword:
Adrenal Glands
,
Endocrine System
,
Homeostasis
,
Hypothalamus
,
Islets of Langerhans
,
Pituitary Gland
,
Sympathetic Nervous System
pp.769-772
発行日 2007年7月1日
Published Date 2007/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007262334
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外科的侵襲に対して生体では、神経系、内分泌系、免疫系が相互に作用し合いながら三位一体となって恒常性を維持している(immuno-neuro-endocrine system)。外科的侵襲に対してさまざまなホルモン変動がみられるが、視床下部・下垂体・副腎・交感神経系の担う役割は大きい。今後、この恒常性維持機構のより詳細な解明が期待される。
©Nankodo Co., Ltd., 2007