発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005074438
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近年,すべての患者の血液には感染の危険が存在するとの認識(universal precaution)を基本とした,観血的医療行為時の対応が必要となっている.またHCVやHIV,さらにはAIDS感染者の増加,結核の再興と年次的にそれらの動向の変遷がみられている.当院では,これらの事実をふまえ各感染症に取り組み,感染症の有無にかかわらず手術時の対応を統一している.しかしながら完全な感染の阻止は困難であり,患者背景に合せた,かつすべての医療従事者にわかりやすい指針と対策が必要と思われる
©Nankodo Co., Ltd., 2005