感染症対策update-ひろげない,ふやさない,もらわない 外来・在宅・特殊環境における感染症予防
血液透析室における感染症の予防
林 悠太
1
,
矢内 充
1日本大学医学部附属板橋病院 内科学系総合内科・総合診療医学分野
キーワード:
インフルエンザ-ヒト
,
肝炎-C型
,
血液透析
,
結核
,
院内感染
,
腎不全-慢性
,
ユニバーサルプリコーション
,
感染予防管理
,
カテーテル感染
Keyword:
Cross Infection
,
Hepatitis C
,
Influenza, Human
,
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Tuberculosis
,
Infection Control
,
Universal Precautions
,
Catheter-Related Infections
pp.947-950
発行日 2016年11月1日
Published Date 2016/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2017009437
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わが国の透析患者は増加傾向にある.感染症は,透析患者の死因第2位である.透析患者では免疫能の低下がみられる.血液透析患者では,種々の経路での感染リスクが高まる.感染経路に応じた感染予防策が重要である.透析患者は,その免疫能や血液透析の特性から,とくに注意すべき感染症がある.
©Nankodo Co., Ltd., 2016