発行日 2004年4月1日
Published Date 2004/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004197361
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小児悪性固形腫瘍における治療成績は,集学的治療の導入により平均して60%以上の生存率が得られるようになった.特に,グループスタディが導入されている神経芽腫,肝芽腫,腎芽腫の治療成績は向上し,各々の予後因子が明らかになってきている.今後は予後因子による治療の層別化が可能になり,小児癌患児のQOL向上が期待される.又,予後不良症例に対する幹細胞移植を用いた超大量化学療法を早期に行うことにより更に治療成績の改善が予想される
©Nankodo Co., Ltd., 2004