外科学の進歩と今後の展望
小児外科
高松 英夫
1
1鹿児島大学病院
キーワード:
Wilms腫瘍
,
横隔膜ヘルニア
,
横紋筋肉腫
,
肝臓腫瘍
,
出生前超音波診断
,
神経芽腫
,
胆石症
,
胆道閉鎖症
,
漏斗胸
,
肝芽腫
,
小児癌
,
小児外科
Keyword:
Biliary Atresia
,
Cholelithiasis
,
Funnel Chest
,
Hernia, Diaphragmatic
,
Liver Neoplasms
,
Wilms Tumor
,
Neuroblastoma
,
Rhabdomyosarcoma
,
Ultrasonography, Prenatal
,
Hepatoblastoma
pp.439-444
発行日 2007年4月1日
Published Date 2007/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007206114
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わが国の近代小児外科は戦後の1948年に産声をあげたが、わが国の食道閉鎖症救命は欧米に遅れること20年であった。本稿では、その後の新生児外科の進歩、出生前診断・胎児治療の現況、小児外科領域の鏡視下手術、呼吸器外科、とくに気管病変に対する取り組み、肝臓移植がもたらした胆道閉鎖症の治療戦略への影響、小児固形腫瘍に対するグループスタディの取り組みなどについて言及する。
©Nankodo Co., Ltd., 2007