発行日 2003年6月1日
Published Date 2003/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003304839
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センチネルリンパ節生検(SLNB)は,腋窩リンパ節郭清にかわる新しい乳癌の腋窩リンパ節転移診断法として近年注目を集め,今日,凄まじい勢いで日常診療に応用されつつある.このSLNBを実施すれば,転移のない症例においては不必要な腋窩リンパ節郭清を省略することができ,その恩恵は極めて大きいと思われる.しかし,SLNBの手技や結果の解釈についてはいまだ不明な点も残されている.SLNBの現状といくつかの問題点について述べた
©Nankodo Co., Ltd., 2003