発行日 2002年10月1日
Published Date 2002/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003071173
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血管外科において多くの場合,硬化性変化・粥状変化・炎症性変化など通常の健常な血管には認められない病的変化を伴った血管を対象にしており,安全に遮断,解除,縫合するためには一般外科における器材に加えて特殊な器材が必要である.又,血管外科領域の対象は胸部大動脈に代表される大動脈からdistal bypassの末梢側吻合部としての足背動脈等の小血管まで及び,各々に適した器材が必要である.更には動脈,静脈,リンパ管など対象となる脈管の種類も多岐にわたる.基本的な動脈・静脈疾患を対象とした手術器材について紹介した
©Nankodo Co., Ltd., 2002