画像による病変の由来部位の診断
第3章 脊椎・脊髄腔 髄内,硬膜内髄外,硬膜外および脊椎
増本 智彦
1
1筑波大学 医学医療系放射線医学
キーワード:
Waller変性
,
硬膜上腔
,
硬膜外腫瘍
,
MRI
,
視神経脊髄炎
,
神経鞘腫
,
髄膜腫
,
脊髄疾患
,
脊椎疾患
,
多発性硬化症
,
硬膜外膿瘍
,
硬膜内髄外腫瘍
,
脊髄梗塞
Keyword:
Epidural Space
,
Meningioma
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Neuromyelitis Optica
,
Neurilemmoma
,
Multiple Sclerosis
,
Spinal Diseases
,
Spinal Cord Diseases
,
Epidural Neoplasms
,
Wallerian Degeneration
,
Epidural Abscess
pp.s86-s99
発行日 2017年3月10日
Published Date 2017/3/10
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2017167830
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髄内病変では,限局性病変とびまん性病変を区別すること,横断面における広がりに注目することが鑑別に有用である.
硬膜内髄外病変では,神経由来の病変や髄膜を侵す病変が重要である.
硬膜外には様々な病変が発生し,隣接するスペース(硬膜内や脊柱管外)にもしばしば進展する.
脊椎の腫瘍および腫瘍類似病変では,発生部位(前方成分か後方成分か)が鑑別に有用である.
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