Refresher Course
慢性肝疾患における乏血性肝細胞性結節の画像診断とその取扱い
佐野 勝廣
1
,
市川 智章
1埼玉医科大学国際医療センター 画像診断科
キーワード:
肝細胞癌
,
虚血
,
MRI
,
鑑別診断
,
Gadoxetic Acid
,
腹部CT
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Carcinoma, Hepatocellular
,
Ischemia
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Gadolinium Ethoxybenzyl DTPA
pp.1343-1351
発行日 2016年10月25日
Published Date 2016/10/25
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2017019949
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EOB-MRIによって乏血性肝細胞性結節が多数認められるようになり,より早期の段階での診断や治療が可能になってきた.EOB-MRIの肝細胞相で低信号を呈する結節は,悪性もしくはmalignantpotentialをもつ結節と考えられるが,そのうち多血化リスク因子を伴う結節については,可及的に局所療法を行うのが現在のコンセンサスといえる.
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