肝胆膵の鑑別診断のポイント
第1章 肝臓 −肝の乏血性病変の鑑別 嚢胞性病変を除く
大西 裕満
1
,
堀 雅敏
,
坪山 尚寛
,
富山 憲幸
1大阪大学 大学院医学系研究科放射線統合医学講座放射線医学教室
キーワード:
肝細胞癌
,
肝臓腫瘍
,
肝内胆管
,
肝膿瘍
,
虚血
,
血管腫
,
MRI
,
脂肪肝
,
胆管癌
,
胆管腫瘍
,
リンパ腫
,
腹部CT
Keyword:
Bile Duct Neoplasms
,
Bile Ducts, Intrahepatic
,
Fatty Liver
,
Hemangioma
,
Carcinoma, Hepatocellular
,
Ischemia
,
Lymphoma
,
Liver Abscess
,
Liver Neoplasms
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Cholangiocarcinoma
pp.s60-s65
発行日 2016年3月10日
Published Date 2016/3/10
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2016191722
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症例1 60歳台,男性.直腸癌術後の経過観察中,腹部CT検査にて肝S5/6に腫瘤を指摘された.
症例2 70歳台,男性.定期健診にてCA19-9の高値を指摘された.腹部CT検査にて肝右葉に腫瘤が認められた.
症例3 40歳台,男性.肝門部胆管癌による閉塞性黄疸に対して内視鏡的逆行性胆道ドレナージ(ERBD)チューブが留置されていた.経過観察の腹部CT検査にて,肝S7に結節影を指摘された.
症例4 50歳台,女性.非Hodgkinリンパ腫の再発で,CT検査にて全身のリンパ節腫大を認めるとともに,肝S8にも腫瘤を指摘された.
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