特集 気道疾患のすべて-基礎からup-to-dateまで-
気道疾患における胸部MRI
大野 良治
1
,
関 紳一郎
,
神山 久信
,
吉川 武
,
松本 純明
,
杉村 和朗
1神戸大学 大学院医学研究科内科系講座放射線医学分野機能・画像診断学部門
キーワード:
Helium
,
画像強調
,
気道疾患
,
呼吸
,
肺換気
,
酸素
,
MRI
,
術前診断
,
喘息
,
肺気腫
,
肺高血圧症
,
肺循環
,
肺切除
,
MRA
,
肺疾患-慢性閉塞性
,
胸部CT
,
横緩和時間
Keyword:
Asthma
,
Image Enhancement
,
Hypertension, Pulmonary
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Pulmonary Emphysema
,
Pneumonectomy
,
Pulmonary Circulation
,
Pulmonary Ventilation
,
Respiration
,
Respiratory Tract Diseases
,
Magnetic Resonance Angiography
,
Pulmonary Disease, Chronic Obstructive
,
Helium
,
Oxygen
pp.400-409
発行日 2015年2月25日
Published Date 2015/2/25
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2015143817
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
気道疾患の診断においては,CTおよび核医学検査による評価が肺機能検査と併用されながら長く用いられてきた.しかし,2000年以降のMRI 装置および撮像技術の進歩,種々の撮像法の臨床応用や,各種造影剤の臨床応用や様々な定量評価を可能にするソフトウェアの開発などにより,MRIは形態診断のみならず,機能診断法としての発展を遂げつつある.このような状況を踏まえて,本稿においては胸部MRIによる気道疾患における形態・機能診断の最先端研究動向と将来展望に関して述べる.(冒頭より)
Copyright © 2015, Gakken Medical Shujunsha Co., Ltd. All rights reserved.