特集 COPD(慢性閉塞性肺疾患)の画像診断
MRIによるCOPDの定量解析
大野 良治
1
,
関 紳一郎
,
吉川 武
1神戸大学 大学院医学研究科内科系講座放射線医学分野機能・画像診断学部門
キーワード:
Helium
,
レーザー
,
Xenon
,
呼吸器系
,
酸素
,
MRI
,
肺循環
,
肺胞
,
肺疾患-慢性閉塞性
,
エコー時間
Keyword:
Lasers
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Pulmonary Alveoli
,
Pulmonary Circulation
,
Respiratory System
,
Pulmonary Disease, Chronic Obstructive
,
Helium
,
Oxygen
,
Xenon
pp.432-440
発行日 2019年4月26日
Published Date 2019/4/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2019198411
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)の臨床における画像診断法としては、CTによる形態診断、換気血流シンチグラフィなどの核医学検査による機能診断が肺機能検査と併せて用いられている。しかし、2000年以降においてはMR装置や撮像法の進歩により、ガドリニウム造影剤、超偏極希ガス、あるいは100%酸素などを用いたMRIはCOPDを評価するために新たな肺機能画像として発展しつつある。本稿においてはMRIによるCOPD定量解析に関する最新動向に関して述べたい。
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