癌の術後画像診断-合併症と局所再発のチェックポイント- (第13章)卵巣癌
卵巣癌根治術・付属器摘出術
北井 里実
1
,
斉藤 元章
,
福田 国彦
1東京慈恵会医科大学 産婦人科学講座
キーワード:
局所解剖学
,
画像強調
,
MRI
,
腫瘍再発
,
腸閉塞
,
卵巣腫瘍
,
卵巣摘出術
,
リンパ嚢胞
,
出血-術後
,
陽電子放射型断層撮影
,
尿管腟瘻
,
腹部CT
Keyword:
Anatomy, Regional
,
Image Enhancement
,
Intestinal Obstruction
,
Lymphocele
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Ovarian Neoplasms
,
Ovariectomy
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Postoperative Hemorrhage
,
Positron-Emission Tomography
pp.s214-s232
発行日 2013年9月10日
Published Date 2013/9/10
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2013336782
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卵巣癌は進行例が多いが,手術による残存腫瘍量が予後に相関するとされ,いずれの病期でも手術の適応となる.術後の合併症の評価には画像診断が有用であり,婦人科手術で起こりやすい合併症を知っておくことは,診断への近道となる.卵巣癌は初回加療後の再発が多く,再発の好発部位や特徴を知っておく必要がある.また,妊孕性温存手術では,術後は十分な経過観察が必要であり,画像診断の果たす役割は大きい.
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