特集 エキスパートの診断過程を学ぶ腹部画像診断
異常所見・解剖学的位置からの考え方
島 英樹
1
1成田赤十字病院放射線科
キーワード：
消化管壁肥厚
,
腸閉塞
,
後腹膜腫瘤
,
腸間膜腫瘤
Keyword:
消化管壁肥厚
,
腸閉塞
,
後腹膜腫瘤
,
腸間膜腫瘤
pp.1113-1124
発行日 2014年8月25日
Published Date 2014/8/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZK.0000001511
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腹部臓器が本来あるべき位置にないとき，臓器の動きから病態を立体的に推測することが可能な場合がある．そのためには，解剖学的位置に応じて起こりうる病態を知っておく必要がある．すべてをここで提示するのは困難だが，解剖学的位置や異常所見の部位・その程度・臨床情報を基にした鑑別疾患の絞り方の一端を，実際に経験した症例を用いて紹介する．
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