特集 頭頸部癌:TNM分類で押さえるべきポイント
上咽頭癌
檜山 貴志
1
,
Anna Theresa B. Dantes
2
1国立がん研究センター東病院放射線診断科
2Dantes ATB. Institute of Radiology, St. Luke’s Medical Center, Philippines
キーワード:
上咽頭癌
,
TNM分類
,
CT
,
MRI
Keyword:
上咽頭癌
,
TNM分類
,
CT
,
MRI
pp.493-501
発行日 2026年4月25日
Published Date 2026/4/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000006982
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● 『UICC TNM分類 第9版』では,T4(画像的脳神経浸潤,下眼窩裂),N3(高度節外浸潤),M(遠隔転移の個数)に変更が加わった.
● T分類では,上方・後方進展による頭蓋底・頭蓋内進展,外側進展による傍咽頭間隙,頸動脈鞘や頸静脈孔への進展が主要な評価項目であり,脳神経浸潤や神経周囲進展の評価も必要である.
● N分類では,リンパ節転移の分布の他,高度節外浸潤の有無を評価する必要がある.
● M分類(遠隔転移)は,肺,骨,肝に多い.UICC第9版では転移の個数を評価する必要があり,骨転移・肝転移に関してはMRIやFDG-PET/CTが有用である.

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