特集 脳血管障害の画像診断 ─“今”の臨床で役立つ病態理解アップデート
脳動脈瘤における最新画像診断と治療戦略
面高 俊介
1
,
遠藤 英徳
2
1広南病院血管内脳神経外科
2東北大学大学院医学系研究科神経外科学分野
キーワード:
出血源診断
,
脳動脈瘤
,
瘤壁造影効果
,
血管壁イメージング
Keyword:
出血源診断
,
脳動脈瘤
,
瘤壁造影効果
,
血管壁イメージング
pp.1232-1240
発行日 2025年10月25日
Published Date 2025/10/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000006562
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● 近年,血管壁イメージング(VWI)において,未破裂瘤に比べ破裂瘤でより強い瘤壁造影効果を有することが明らかとなっている.
● 破裂瘤の強い瘤壁造影効果は,特に多発瘤合併くも膜下出血において有用性が高い.
● 未破裂瘤における瘤壁造影効果は破裂リスク因子や治療介入後の再発予測因子として注目されている.

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