特集 臨床所見から考える婦人科画像診断
正常画像解剖と生理的変化
藤井 進也
1
,
椋田 奈保子
1
,
權田 拓郎
1
,
夕永 裕士
1
1鳥取大学医学部統合内科医学講座画像診断治療学分野
キーワード:
子宮
,
卵巣
,
MRI
,
FDG-PET
Keyword:
子宮
,
卵巣
,
MRI
,
FDG-PET
pp.752-759
発行日 2024年6月25日
Published Date 2024/6/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000005521
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
● 子宮体部はT2強調像で内膜が高信号,junctional zone(JZ)が低信号,外層の筋層がやや高信号の3層構造を示し,その見え方は月経周期によって異なる.
● 子宮の大きさは幼児で小さく,思春期になるにつれて大きくなるが,新生児の子宮は,母体や胎盤から産生されたエストロゲンによりやや大きく認められる.
● 幼児期においても,卵巣には小さな卵胞が認められる.
Copyright © 2024, Gakken All rights reserved.