特集 肺結節・腫瘤の画像診断に強くなる
原発性肺腺癌
山崎 元彦
1
,
高村 佳緒里
2
,
冨永 理喜
1
,
湊 恒二郎
1
,
八木 琢也
1
,
佐藤 卓
1
,
石川 浩志
1
1新潟大学大学院医歯学総合研究科放射線医学分野
2新潟大学医学部臨床病理学分野
キーワード：
肺結節
,
すりガラス影
,
ground-glass nodule（GGN）
,
薄層 CT
Keyword:
肺結節
,
すりガラス影
,
ground-glass nodule（GGN）
,
薄層 CT
pp.485-495
発行日 2022年4月25日
Published Date 2022/4/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002771
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原発性肺腺癌の画像所見といえばすりガラス影であろう．少量でもすりガラス影を伴う結節は腺癌の可能性があり，薄層CTが腺癌の診断に寄与するところは大きい．腺癌の鑑別疾患は様々あるが，基本的には消退しないすりガラス型ないし部分充実型結節は，腺癌の可能性を疑って対応すべきである．
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