特集 妊孕性・機能温存のための画像診断―Keep the QOL of Women―
婦人科悪性腫瘍に対する妊孕性・機能温存治療の実際
西村 正人
1
1徳島大学大学院医歯薬学研究部 産科婦人科学分野
キーワード:
早期婦人科悪性腫瘍
,
妊孕性温存治療
,
治療前画像診断
Keyword:
早期婦人科悪性腫瘍
,
妊孕性温存治療
,
治療前画像診断
pp.1060-1066
発行日 2021年8月25日
Published Date 2021/8/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002451
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
晩婚化により,妊孕性温存が必要な症例が増えている.早期子宮頸癌では円錐切除や広汎子宮頸部切除が考慮される.筋層浸潤のない類内膜癌Grade 1の子宮体癌に対して黄体ホルモン療法が行われる.卵巣胚細胞腫瘍は妊孕性温存手術が基本であり,上皮性卵巣癌でもⅠ期の一部では妊孕性温存が可能である.
Copyright © 2021, Gakken Medical Shujunsha Co., Ltd. All rights reserved.