特集 ビギナーのための腹部画像診断―Q&Aアプローチ―
第3章 脾臓 Q2 脾腫の定義と鑑別について教えてください.
奥知 左智
1
,
市場 文功
1
1市立大津市民病院放射線科
キーワード:
超音波検査
,
脾腫
,
慢性肝障害
,
門脈血栓症
Keyword:
超音波検査
,
脾腫
,
慢性肝障害
,
門脈血栓症
pp.S54-S55
発行日 2021年3月10日
Published Date 2021/3/10
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002137
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• 日本人間ドック学会では,超音波検査において,最大径10cm以上を脾腫と定義している.
• CTにおいては,冠状断像での脾の最大径が12cm以上で高い診断能が報告されている.
• 脾腫の鑑別としては,慢性肝障害,門脈血栓症,心不全,造血器腫瘍,血液疾患,感染症,代謝異常,膠原病などが挙げられる.
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